松山英樹、ファン全員にサインのきっかけはアーノルド・パーマー氏追悼番組


松山英樹

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 ゴルファーのあこがれ、毎年4月に米ジョージア州オーガスタナショナルGCで開かれる世界最高の夢舞台男子ゴルフの海外メジャー、マスターズに特化したテレビ番組BS―TBSの「The MASTERS,My Life」で今月27日、午後5時から同54分まで今年9月25日に亡くなった“キング・オブ・ゴルフ”アーノルド・パーマー氏(享年87)の追悼特別企画を放送する。

 マスターズ4勝など世界ゴルフ史に燦然と輝く功績などを、親交の深い日本ゴルフツアー機構の青木功会長(74)がスペシャルゲストとして出演して、司会の俳優・要潤(35)に語った。

 さらに、マスターズ委員会のビリー・ペイン委員長(69)に、パーマー氏との思い出やゴルフ人気の礎を築いた、同氏が最も大事にしていたことなどについての特別追悼インタビューも放送する。

 10月からの約1か月で、日米ツアー4戦で3勝と絶好調の世界ランク6位・松山英樹(24)=LEXUS=が、米国でパーマー氏の追悼テレビ番組を見て「ファンサービスが嫌なら、プロゴルファーを辞めろ」という言葉に深い感銘を受けた。松山はそれをきっかけに10月の国内メジャー、日本オープン以降、長蛇の列を作るファン全員に練習後、夜遅くまでサインを書き続けている。

 また、TBSのマスターズ中継の解説も務めて、今年10月26日に亡くなった報知新聞社OBの岩田禎夫氏(享年83)の追悼企画も放映予定。マスターズを40年連続で現地取材し、11年にマスターズ委員会から特別表彰を受けた、岩田氏が15年6月に出演した回の名言を振り返る。

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