松山英樹、東北地方で震度5弱に「何もなければ…」豪州で第2の故郷思いやる


 男子ゴルフの国・地域別対抗戦、ISPSハンダゴルフワールドカップ(W杯)は24日から4日間、豪州のキングストンヒースGC(7111ヤード、パー72)で行われる。松山英樹(24)=LEXUS=と石川遼(25)=カシオ=がコンビを組む日本は22日、雨の中で軽めに調整した。

 この日朝には、東北地方で最大震度5弱の地震が発生した。松山にとっては宮城・東北福祉大時代に過ごした思い出深い場所。被害が少ないとはいえ、11年の東日本大震災の記憶がよみがえる。「一人でも安全が確認されて何もなければいい。それしかないですよね」と第2の故郷を思いやった。

 今大会は4日間を通じて、ダブルスによる団体戦で争う。初日と3日目は1つのボールを交互に打つフォアサム、2日目と最終日は各自のボールをプレーし、良い方のスコアを記録するフォアボールを採用する。「2、4日目は自分のボールでプレーできるし、スコアを出さなきゃいけないので、ガンガン攻める。初日と3日目にどれだけ我慢できるかだと思う」と考えを明かした。

 米ツアーの公式サイトで発表された優勝予想で日本は2位にランクイン。「これから残り2日ですけど、しっかりといい状態で臨めるようにすればいい」。日本勢14年ぶり3度目の優勝に向けて、ベストを尽くす。

最新のカテゴリー記事