【日本S】武藤69で5位後退「最低限アンダーパーで回れた」


15番でティーショットを放つ武藤俊憲。通算6アンダーで5位タイ

15番でティーショットを放つ武藤俊憲。通算6アンダーで5位タイ

 ◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアーメジャー最終戦 日本シリーズJTカップ第2日(2日、東京・東京よみうりCC、7023ヤード=パー70)

 首位で出た通算6勝の武藤は4バーディー、3ボギーの69で通算6アンダーの5位へ後退。同郷の盟友への思いも胸に、相性抜群のコースで3打差逆転での初の日本タイトルを目指す。

 「最低限アンダーパーで回れたのは良かったです。グリーンの傾斜があるし、ショットメーカーが有利になるコース」。飛距離と精度を兼ね備えた38歳は、過去7度出場で6度のトップ10入りの好相性の理由を語った。同じ群馬県出身で、かつて同じ所属先だった通算6勝の女子プロ・茂木宏美(39)が、14年連続の賞金シード入りを逃して第一線を退く。「残念です。頑張ってやらないといけないと思いましたね」と、同学年の友人の分までゴルフ界を盛り上げる。