【日本S】14位浮上の片山、小平には早期海外挑戦のススメ「早く行けばいい」


1番でバーディーパットを外し苦笑いする片山晋呉

1番でバーディーパットを外し苦笑いする片山晋呉

 ◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアーメジャー最終戦 日本シリーズJTカップ第3日(3日、東京・東京よみうりCC、7023ヤード=パー70)

 ツアー通算30勝で永久シード保持者の片山晋呉は、17番でイーグルを奪うなど、2つスコアを伸ばし通算3アンダーで14位に浮上。ホールアウト後は、首位に浮上した27歳の小平智に対して早期の海外挑戦を勧めた。

 片山と小平とはプライベートでも親交がある。「食事にも行っているし、いろんな話をしていますよ。若手の中では一番センスがあると思っている」とメジャー2勝の若手の実力を高く評価している。

 片山は2009年のマスターズで日本人歴代最高の4位に入った。43歳となった今年はリオ五輪に出場。世界で結果を残そうと奮闘し続けてきた。「海外志向が強いなら(小平は)早く行けばいい。通用するかどうかよりも、今の自分に何が足りないのか、何が必要なのかを知ることが大事」と、挑戦することの重要性を訴えていた。