【日本S】過去の最終日逆転優勝、89年と94年の7打差が最大


16番、ラインを読む石川遼(右)と松山英樹

16番、ラインを読む石川遼(右)と松山英樹

 ◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアーメジャー最終戦 日本シリーズJTカップ第3日(3日、東京・東京よみうりCC、7023ヤード=パー70)

 昨年大会覇者の石川遼(25)=カシオ=が4バーディー、ボギーなしのベストスコア66で回り、通算6アンダーで首位と5打差の5位に浮上。前週のW杯(豪州)で松山英樹(24)=LEXUS=から「スペシャルレッスン」を受け、アイアンショットが復調した。25歳78日での連覇を逆転で達成すれば、1973年のツアー制施行後では大会史上最年少。メジャー全体でも日本人最年少となる。

 日本シリーズの最終日逆転優勝は、詳細な記録が残る1985年以降では89年に大町昭義が4位から、94年に佐々木久行が3位から、ともに7打差を逆転したのが最大。07年のB・ジョーンズは5打差12位から、99年・細川和彦、01年・宮本勝昌、09年・丸山茂樹の3人が4打差を逆転している。