日本ゴルフツアー機構(JGTO)は16日、都内で男子ツアーの出場義務試合数の改定を発表。2014年から海外ツアー参戦組に科していた5試合を従来の3試合に減らし、罰則も撤廃した。
出場義務試合数の変更により、米ツアーに主戦場を置く石川遼(25)=カシオ=はW杯出場の2年シードで18年まで、岩田寛(35)=フリー=は昨年の長嶋茂雄招待セガサミーカップ優勝の2年シードにより17年までシードが有効になる。国内選手の出場義務試合数は「年間16試合」が来季から「当該年の試合数の50%以上」に。また、現在は日本ツアーの賞金ランクに加算している海外メジャー4大会での獲得賞金について、国内大会との金額差が大きいため18年以降は加えない方向で検討する。