新人プロ高橋恵、伊藤園と所属契約「身も心も大きなゴルファーに」


9日、伊藤園との所属契約を発表した女子プロゴルフの高橋恵(MCPR提供)

9日、伊藤園との所属契約を発表した女子プロゴルフの高橋恵(MCPR提供)

 飲料メーカーの伊藤園は9日、昨年7月のプロテストに合格した大型有望新人の高橋恵(20)、田辺ひかり(19)との所属契約を発表した。

 横浜市出身の高橋は10年7月の下部ツアー・ANAプリンセスカップで、国内のプロツアーでは史上最年少の13歳11か月で優勝。長野・佐久長聖高を経て、16年12月の新人戦加賀電子カップも制した有望株だ。昨年の最終予選会で7位となり、今季は国内女子ツアーにフル参戦する予定。「プロデビューの年に伊藤園に所属させていただき、大きなサポートを得られ、大変嬉しく思っています。172センチの長身を生かした、身も心も大きなゴルファーになれるよう努力してまいりますので、応援よろしくお願いします」と同社を通じてコメントした。

 広島・福山市出身で身長165センチの田辺は、広島国際学院高時代にはアマチュアのナショナルチームでも活躍。昨年10月のスタンレーレディスで22位に入るなど、下部ツアー6戦を含めて全試合で予選を通過した。今季は下部ツアーが主戦場。「アマチュアで初めて出場したレギュラーツアーの伊藤園の所属になれて大変光栄です。同時に、責任も強く感じています。今まで以上に努力を重ね、たくさんの方々に応援していただける、魅力的で強いゴルファーを目指していきます」とコメントを寄せた。

 同社は1985年から毎年、女子ツアーの伊藤園レディスを開催。92、95年賞金女王でツアー通算20勝の塩谷育代(54)やツアー2勝の前田陽子(32)とも所属契約を結んでいる。

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