松山英樹、パットに苦しみ41位発進「ドタバタしてしまった」


 ◆米男子プロゴルフツアー 世界選手権シリーズ メキシコ選手権第1日(2日、メキシコ・チャプルテペックGC)

 世界ランク4位の松山英樹(25)=LEXUS=はパットに苦しみ4バーディー、5ボギーの72で回り、1オーバー41位発進。谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=、昨季日本ツアー賞金王・池田勇太(31)=フリー=はともに4オーバー61位と出遅れた。フィル・ミケルソン(米国)ら6人が4アンダーで首位に並んだ。今大会は予選落ちなしで4日間行われる。

 今季の課題が浮き彫りになった。計33パットの72で終えた松山は、今季初めて予選落ちした2週前から「ショットはだいぶ良くなった」と手応えを口にする一方で「パットとショートゲームがうまくいかない。ドタバタしてしまった」と反省した。

 10番から出て、12番では6メートル半のバーディーパットを7メートルもオーバーさせて3パット。本人も「珍しい」というミスだった。5番も10メートルから2メートル以上オーバーし、この日2つ目の3パットを喫した。今季は既に2勝も平均パットは153位と低迷。昨秋のHSBCチャンピオンズに続く世界選手権シリーズ連勝には厳しい出だしとなった。「グリーンの読みも難しいが、自分のストロークの問題」と巻き返しを期した。

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