◆ニュージ-ランド・オープン 第1日、9日ニュージーランド・ザ・ヒルズGCなど2コース
24人の日本ツアーメンバーも出場し、14年日本ツアー選手権王者・竹谷佳孝(37)=エー・エム・エス=が6アンダー、65で回って日本勢最上位の10位で滑り出した。10アンダー、61をマークしたベン・キャンベル(25)=ニュージーランド=が単独首位。プロアマ戦形式で争われるチーム戦では、初出場のアマチュアで元プロ野球巨人投手・桑田真澄氏(48)が、日本ツアー6勝の武藤俊憲(38)=フリー=と組んで6アンダー、49位で発進した。
日本タイトル保持者が好発進した。ミルブルックリゾートを回り7バーディー、1ボギーの6アンダー、65。2番パー3で池に入れてボギー先行も、好パットを連発して後半は5つ伸ばした。「プロアマの形式でリラックスしてプレーできる」と目尻を下げた。同組で回った小鯛も3アンダーをマークし「良いショットを打っていたし、引っ張られました。相乗効果です」と後輩に感謝した。
チーム戦で、桑田氏が武藤とのコンビで海外ツアーデビューを好発進で決めた。ベストボール方式のため、途中ピックアップもあって個人の正確なスコアは出ずも142チーム中49位。桑田氏は「プロのセッティングで80~85くらいでプレーしたいと思っていたので、目標達成です」と胸を張った。同組で回った武藤も「ショートゲームの距離感、コントロールは抜群でしたね」と絶賛した。