◆米女子プロゴルフツアー ファウンダーズカップ第1日(16日、米アリゾナ州ワイルドファイアGC)
12、13年大会と2度2位に入っている宮里藍(31)=サントリー=が6バーディー、ボギーなしの6アンダー66で首位と2打差の11位と好発進。ここ数年苦しんだパットが復調し、安定したショットとかみ合った。64のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)、田仁智(韓国)ら5人が首位。新人の畑岡奈紗(18)=森ビル=は3オーバー75で133位と出遅れた。
フェアウェーは1度、グリーンも2度しか外さず、安定したショットにパットがかみ合い、藍の表情は明るい。「リズムのよいラウンド。いいスタートが切れた」。出だしの10番で6メートルを沈め、後半6、7番で約7メートルを決めるなど4番から4連続バーディーを奪った。
ここ数年苦しんだパット改善のため、昨季最終戦から握りをクロスハンドに変更。「距離感が一定して、狙った所にイメージ通り打てる」と手応え。今季タイと沖縄で不調だったショットもスイングのタイミングを修正し、好スコアにつながった。「2日目もアグレッシブに攻めたい」と得意の大会で久々の上位を狙う。