吉田弓美子が優勝!松森彩夏、杏佳姉妹は同スコア3位で並ぶ史上初の“快挙”


 ◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス最終日(23日、静岡・川奈ホテルGC富士C、6367ヤード=パー72)

 最終ラウンドが行われ、首位から出た吉田弓美子が5バーディー、2ボギーの69で回って通算12アンダーとし、15年5月の中京テレビ・ブリヂストンレディス以来、約1年11か月ぶりの優勝。ツアー通算6勝目を飾った。

 前週のKKT杯バンテリンレディスでは2日目のプレー途中に背中を痛めて棄権した。今大会中も痛みが引かず連日のように針治療などを受けた。1、2番では痛恨の連続ボギー。だが中盤以降は、痛みに耐えてスコアを伸ばした。

 2打差4位から、ツアー史上2組目の姉妹優勝を狙った松森杏佳は71とスコアを伸ばすも、姉の彩夏と並んで4打差3位に終わった。日本女子プロゴルフ協会によると、1988年のツアー制度施行後、姉妹が3位以内で、しかも同じ順位で終えたのは史上初めてのこと。

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