◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ第2日(28日、愛知・名古屋GC和合C)
5年ぶりに同組対決した日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(74)=フリー=、尾崎将司(70)=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ=はともに予選落ちした。
レジェンド競演は2日目も、最多のギャラリーを引き連れた。尾崎将は1番で2メートルを沈めてバーディー発進もパットに苦しみ78。74歳240日で、自身の最年長ツアー出場記録を1日更新した青木も12番で、2メートル半のフックラインを決めてバーディー。年齢以下のスコアで回るエージシュート圏に入ったが終盤のボギーで77。青木は「36ホール回れて良かったよ。若手とともに歩んで、皆でゴルフ界を盛り上げたい」と達成感をにじませた。
同組の20歳の星野陸が50位で予選突破。「世代交代はいいと思う。星野君が30代になった時にリーダーシップを取ってくれたらいい」と大きな期待を寄せた。ジャンボは「今日は頑張っていいプレーをしていた。片りんを見せたよ」と盟友・青木をたたえる一方で「(青木との同組対決は)もう、最後にしてもらいたいね」といたずらっぽく笑って車に乗り込んだ。