キンクミ、ツアー新の前半6パットも失速14位


10番グリーンでラインを確認する金田久美子

10番グリーンでラインを確認する金田久美子

 ◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアーメジャー第1戦ワールドレディス サロンパスカップ第2日(5日、茨城・茨城GC西C=6670ヤード、パー72)

 日本の元祖“ギャルファー”金田久美子(27)=スタンレー電気=も負けじとファンを魅了した。前半だけでチップインバーディー3発。9ホールをなんと6パットで回り、7パットのツアー記録を塗り替えた。「まぐれ、まぐれ。チップイン3つなんて初めて」。アウトのパーは7番だけ。8バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの出入りの激しいゴルフに、ラウンド後は疲れ果てていた。

 1番でグリーン奥から20ヤードの第3打をカップに沈めた。3番で8メートル、4番で5メートルを決めて迎えた5番パー5。今度はグリーン奥からの左足下がりのアプローチをカップインさせた。「難しかった。よく入った。ラッキーでしかない」。9番でグリーン右手前から放り込むと、キャディーと顔を見合わせて笑うしかない。「後半がもったいなかったけど、少しずつショットがよくなってきた。ラッキーを生かして、明日はいいゴルフをしたい」。14位から浮上を狙う。

最新のカテゴリー記事