ニチレイレディスでツアー通算14勝目を挙げたルーが語った宮里藍との思い出


新海美優(右)をなぐさめる優勝したテレサ・ルー

新海美優(右)をなぐさめる優勝したテレサ・ルー

 ◆女子プロゴルフツアー ニチレイレディス最終日(18日、千葉・袖ケ浦CC新袖C=6566ヤード、パー72)

 単独首位で出た台湾のテレサ・ルーが、71で回って通算12アンダー。2位に5打差をつけて今季2勝目、ツアー通算14勝目を飾った。

 7番でボギーをたたき、スタート前に4打あったリードが1打にまで縮まった。「すごく緊張した。でもバーディーチャンスが来るまで我慢しようと思った」。8番でパーセーブすると、9、10番で連続バーディー。終わってみれば5打差をつけて逃げ切った。

 ルーは2005年末、今季限りでの引退を表明した宮里藍と一緒に、米女子ツアーの最終予選会に挑戦した経験がある。「藍はスーパースター。でも彼女も、両親もいつもあいさつしてくれた。スーパースターの両親には見えないと思った」。藍の父・優さんと母・豊子さんの謙虚さに驚いたという。

 前週のサントリーレディスでは藍に対して「ずるいよ、先に引退するなんて」と声をかけたという。「彼女はハハハと笑ってましたね。新しい人生が始まるのはすごくいいことだと思う。私は(引退せずに)全力で頑張ります」とさらなる活躍を誓っていた。

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