高2・小村優太、レギュラーツアー初参戦で決勝ラウンド進出見えた30位タイ発進


8番、ティーショットを放つ小村

8番、ティーショットを放つ小村

 ◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー長嶋茂雄招待 セガサミーカップ第1日(6日、北海道・ザ・ノースカントリーGC=7178ヤード、パー72)

 男子プロゴルフツアー「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」(報知新聞社など後援)は6日、千歳市のザ・ノースカントリーGCで第1日が行われ、今大会最年少の小村優太(16)=札幌龍谷高2年=が6バーディー、3ボギーの3アンダー69で回り、30位タイのスタート。レギュラーツアー初参戦で、目標の決勝ラウンド進出が見えてきた。

 最初の10番で約20メートルのロングパットを決め、バーディー発進。9番の第1打では317ヤードのビッグドライブを見せ、4メートルの下りのスライスラインを沈めてバーディーを奪った。

 4番で第2打をバンカーに入れるミスがあったが、「ここでイライラしたらダメだ」と言い聞かせ、第3打を50センチにつけてパーを拾う。「あれが大きかった」とその後の3つのバーディーにつなげた。「セカンドショットの距離感が良くなかったけど、アプローチとパットが良かった」と笑顔。

 「気負いも緊張もなかった」と強心臓ぶりも発揮した16歳。2日目に向け「まずは予選突破(60位以内)を目標に。通れたらローアマ獲得を目指したい」と目を輝かせた。

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