原辰徳さん、初の全国規模大会で7オーバー39位“デビュー”…報知アマゴルフ選手権


9番、パットが惜しくも外れ悔しがる原前監督

9番、パットが惜しくも外れ悔しがる原前監督

 ◆全日本クラブチャンピオンズ 第56回報知アマゴルフ選手権 第1日(26日、茨城・ザ・ロイヤル ゴルフクラブ)

 全国規模のアマゴルフ大会に初参加の原辰徳・前巨人軍監督(59)=戸塚=が、7オーバー79の39位でトップアマへのスタートを切った。5年ぶり2回目の出場となる堀切郁夫(39)=大利根=が1アンダー71で首位。昨年の関東アマ覇者の北山健太郎(23)は3オーバー75の5位。今大会唯一の女子選手の平林治子(47)=都留=は17オーバー89の127位と出遅れた。

 大会史上最長となる7231ヤードのマンモスコースに臆することなく、原前監督はトップアマへの“デビュー戦”に臨んだ。

 インスタートの10番パー4では、7メートルをねじ込んでバーディー発進。前半は39と粘り、後半も2ボギー、1ダブルボギーの40でまとめた。「良い緊張感の中で楽しんでできた」と柔らかい笑みを浮かべた。

 昨年、神奈川・戸塚CCのクラブチャンピオンとなり、今大会の出場権を獲得。巨人のユニホームを脱いでから「大切な趣味として向き合っている。体力面も考えるようになった」とトレーニングや体のケアをして、大舞台に備えてきた。ドライバーの飛距離は59歳でも280ヤードと驚異的だ。

 アマの精鋭がそろう大会での初ラウンドを終え「経験がない分、全てが足跡になる。明日はもうちょっと攻めようかな」と意欲的。まずは60位タイまでの決勝ラウンド進出に挑む。

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