◆男子ゴルフシニアツアー ファンケルクラシック最終日(20日、静岡・裾野CC=7009ヤード、パー72)
米山剛(52)=ヨネックス=がシニアツアー史上最多の5人によるプレーオフを制し、シニア初優勝を飾った。
プレーオフ3ホール目の18番パー5で第2打を50センチにつけるスパーショットでイーグル奪取。レギュラーツアー3勝を誇る実力者がシニアツアー参戦3年目で念願の初Vを勝ち取った。
通算7アンダーで米山、スティーブン・コンラン(51)=オーストラリア=、清水洋一(54)=フリー=、金鍾徳(56)=大山GC=、真板潔(57)=フリー=が並び、2009年コマツオープンの4人を超える国内シニアツアー史上最多の5選手によるプレーオフに突入。歴史に残る大激戦となった。
3連覇を狙った室田淳(62)=長寿の里=、シニアツアー新人の川岸良兼(50)=フリー=ら3人が1打差6位。また、川岸は1番パー4の「元気・ドラコン賞」では306ヤードをかっ飛ばし、特別賞金50万円を獲得した。首位スタートの加瀬秀樹(57)=アイテック=は75と苦しみ、13位に終わった。