宮里藍、現役終え涙 復帰は「ゼロよりマイナスに等しい」…一問一答


宮里へのメッセージが記されたボードを手にしたファンと記念撮影を行った(読売新聞社提供)

宮里へのメッセージが記されたボードを手にしたファンと記念撮影を行った(読売新聞社提供)

 ◆米女子プロゴルフツアー今季メジャー最終戦エビアン選手権最終日(17日、フランス・エビアンリゾートGC=6479ヤード、パー71)

 【エビアン(フランス)17日=高橋宏磁】メジャー昇格前の09、11年大会覇者の宮里藍(32)=サントリー=は2バーディー、4ボギーの73で回り、通算1オーバーの32位で現役最後のラウンドを終えた。日本人最多となる通算53戦目の挑戦でメジャータイトルこそ届かなかったが、最終18番では功績をたたえられ涙。アンナ・ノードクイスト(スウェーデン)が通算9アンダーで並んだブリタニー・アルトマレ(米国)とのプレーオフを制して優勝した。

 〈宮里藍に聞く〉

 ―今の気持ちは?

 「やりきった気持ちもある。爽やかな気持ち」

 ―結婚や出産した後に、現役に復帰する可能性は?

 「今までより10倍ぐらいエネルギーを使うと思う。それは可能じゃない。ゼロよりマイナスに等しい」

 ―全く後悔はないか?

 「メジャータイトルは欲しかったけど(ランキングで)世界一になれた。想像以上のことができた。解放感の方が大きい」

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