松山英樹、3人の元米大統領に見送られスタートも初日は完敗


 ◇米男子ゴルフ米国選抜―世界選抜対抗戦 プレジデンツカップ 第1日(28日、リバティーナショナルGC7328ヤード、パー71)

 初日は2人で1つのボールを交互に打つフォアサム5試合が行われた。3大会連続出場の松山英樹(25)=LEXUS=は11年マスターズ覇者のシャール・シュワーツェルと組み、リッキー・ファウラー、ジャスティン・トーマス組に6アンド4で敗れた。米国代表が3勝1敗1分けで3・5―1・5とリード。

 スタート前に1番のティーグランドで豪華な顔ぶれが集い、開会式が行われた。ビル・クリントン氏、ジョージ・W・ブッシュ氏、バラク・オバマ氏の3人の元大統領が出席。第1組の松山は3人と握手をし、言葉を交わしてスタートしていった。USAコールが巻き起こる完全アウェー。それでも「前回、前々回と比べると思ったよりもギャラリーが少ないなという感じで、あまり何も思わなかった」と落ち着いていた。

 相手のミスで2番で1アップと先行するも、直後の3番でファウラーにグリーン左からチップインバーディーを決められ追いつかれた。4番、5番と3連続でポイントを奪われ、序盤から流れは米国代表に持って行かれた。相棒のシュワーツェルのティーショットが乱れに乱れたが「それをカバーできなかったのが悪い」とかばった。

 2日目はホールごとに2人の成績の良い方を採用するフォアボールで行われる。「もう少し自分もフェアウェーに置ければ良かったし、アプローチも全然うまく行かなかった。頑張って巻き返したい」と話した。

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