◆男子プロゴルフツアーメジャー第3戦日本オープン第2日(13日、岐阜・岐阜関CC東C=7180ヤード、パー70)
米ツアーから帰国し、今季国内ツアー初参戦の石川遼は61位から出てショットが乱れて2バーディー、7ボギー、1ダブルボギーの77と崩れ、通算9オーバーで予選落ちが濃厚となった。
出だしの491ヤードの10番パー4で、いきなりつまづいた。ドライバーで右ラフ斜面へ打ち込むと、第2打を小川の跡地へ打ち込んだ。第3打はグリーン奥ラフへ。第4打の寄せはグリーン手前のエッジへ。パターでの5メートルの第5打を右に外し、ダブルボギー。
続く333ヤードの11番パー4は、第1打をフェアウェー中央へ。アイアンでの第2打はグリーン奥ラフへ。第3打の寄せはピン左2メートルへ。パーパットがカップ右を抜けてボギー。
その後、雨に降られてスコアを伸ばせず。ショットが曲がって国内ツアーのパー70のコースでは、自身2番目に悪い77ストロークとなった。「今はあまりにもスイングが悪すぎますね。真っ直ぐ飛ぶと自分が一番ビックリする感じ。ドライバーもアイアンも全体的にインパクトで前傾姿勢が崩れやすくなっているので、それを修正したい」と肩を落とした。
次戦は、来週19日開幕のブリヂストンオープン(千葉・袖ケ浦CC)に出場予定。その後も可能な限り残り国内ツアーに参戦を予定しており「(日本オープンで)自分も優勝争いをしたいと思っていたし、今の状態では厳しいのかなという感じで。非常に悔しいですけど、何とか今年中に成果が見えてくれば、優勝できるんじゃないかと思いますね」と前を向いた。