キャロウェイ「EPIC STAR(エピック スター)アイアン」新発売


 発売以来、全米、全英で売り上げNo.1に輝き、日本でも6か月連続売り上げ金額No.1を記録しているキャロウェイの「GBB EPIC STAR ドライバー&フェアウェイウッド」。9月15日には「EPIC STAR(エピック スター)アイアン」も新発売され、禁断の飛びシリーズが完成した。そこで、女子プロの藤田光里(23)=レオパレスリゾートグアム=に「エピック スター アイアン」をゴルフ練習場で試打してもらった。

◆「音がすごい」

 指定されたゴルフ練習場へ現れた藤田光里プロ。さっそく、キャロウェイの担当者より、9月15日に新発売された「エピック スター アイアン」の7番を手渡される。
 「藤田プロ、7番アイアンの飛距離は普段、何ヤードぐらいですか」。
 「150くらいですかね」。
 アドレスに入る藤田プロ。しなやかなスイング。弾道を確かめた後、クラブヘッドをじっと見つめる。「音がすごいですね」。
 担当者が7番アイアンの飛距離を伝える。「182ヤードです」。
 驚きの表情を浮かべる藤田プロ。信じられないらしい。「ちょー飛ぶじゃないですか。違反ですね(笑)」。
 7番アイアンで2度目のスイング。安定した高いボール初速。
 「すごい飛んでそう」。確実な手ごたえをつかんだらしい。「190ヤードです」。
 「飛び過ぎじゃないですか、これ。自分の7番アイアンで現実に戻ってみます」。
 試合で使っている7番アイアンを取り出してスイング。「全然違う、球の遠くへ行く感じが」。153ヤード。飛距離にして約40ヤードも違っている。
 あまりの違いに何か考え込んでいる藤田プロ。再び「エピック スター アイアン」の7番でスイング。  力強い球筋。「今のは結構良かった」。飛距離は192ヤード。
 「ドラコンやってるみたい」。「エピック スター アイアン」のとてつもない飛距離は、藤田プロの心をしっかりつかんだようだ。
 とてつもない飛距離を可能にするのは、キャロウェイが開発した、最新の3つのテクノロジー=別項参照=。次世代360フェースカップとエクソー・ケイジ・ボディ構造、そして、タングステン・インナーウェイトが、安定した高いボール初速を可能にし、アイアンにも「とてつもない飛距離」をもたらした。

 

〈1〉次世代360フェースカップ ボール初速を向上
 キャロウェイ最先端の、最も薄い部分で約1ミリメートルという極薄360フェースカップを全番手に採用。これにより、フェースのたわみを最大化してボール初速を向上し、アイアンにも「とてつもない飛距離」をもたらす。フェースのトゥ・ヒール、上部、そして多くのアベレージゴルファーが陥るフェース下部のミスヒット時でも、安定した高いボール初速を可能にする。

〈2〉エクソー・ケイジ ボディ構造ルール限界の反発性
 エクソー・ケイジ構造をさらに改良し、軽量化に成功。余剰重量を再配置し、慣性モーメントを高め、安定性を向上させた。また、ボディ強度を高めることで、インパクト時のエネルギーをよりフェース面に集中。これによりボール初速が極限まで高まり、より飛距離アップが可能に。キャロウェイのアイアンの中で、最もUSGAのCOR限界値に近づけたアイアン。

〈3〉タングステン・インナーウェイト 重心の位置を最適化
 タングステン・インナーウェイトは、最も多い番手で約100グラムを配置。これにより、ロングからショートアイアンまでは低重心で、センター重心設計にすることで、ボールを上げやすく、ミスヒットにも寛容。一方、ウェッジは、タングステン・インナーウェイトの量を減らし、ボディ素材に高比重金属ボディを採用。スピンコントロールでターゲットを狙いやすい。

 

 ◇エピック スター アイアン

 ▽フェース素材、構造 17―4ステンレス/次世代360フェースカップ(5~9I、PW、AW、GW、SW)
 ▽ボディ素材 17―4ステンレス(5~9I)、高比重合金(PW、AW、GW、SW)/タングステン・インナーウェイト
 ▽シャフト素材 スピーダー エボルーション フォア エピック カーボンシャフト(先中調子)、N.S.プロ ゼロス 7
 ▽スペック 5I=長さ38・5インチ/ロフト角20・5度/ライ角60・5度、6I=長さ38・0インチ/ロフト角23・0度/ライ角61・25度、7I=長さ37・5インチ/ロフト角26・0度/ライ角62・0度、8I=長さ37・0インチ/ロフト角30・0度/ライ角62・5度、9I=長さ36・5インチ/ロフト角34・5度/ライ角63・0度、PW=長さ36・0インチ/ロフト角39・0度/ライ角63・5度、AW=長さ35・5インチ/ロフト角44・0度/ライ角64・0度、GW=長さ35・5インチ/ロフト角49・0度/ライ角64・0度、SW=長35・5インチ/ロフト角55・0度/ライ角64・0度

 ▽価格 5本セット(6~9I、PW)=16万円、単品(5I、AW、GW、SW)3万2000円(いずれも税別)

 ▽問い合わせ TEL0120・300・147、キャロウェイゴルフ・お客様ダイヤル(月~金=午前9時30分~午後5時30分=祝日除く)、ホームページhttp://callawaygolf.jp
 藤田光里もお気に入りの飛距離とやさしさはWEBでチェックできる。

 

◆エピック「プロアイアン」「スターユーティリティ」も同時発売

 「エピック スター アイアン」とともに、「エピック プロ アイアン」と「エピック スター ユーティリティ」が9月15日に同時新発売された。
 「エピック プロ アイアン」は、次世代360フェースカップをはじめ、エクソー・ケイジ・ボディ構造、タングステン・インナーウェイトなどの最新テクノロジーを背景に、「エピック スター アイアン」と比べて、少な目のオフセット、小ぶりなヘッド形状を採用。飛距離性能と操作性の両方を求める上級者に最適である。
 6本セット(5~9I、PW)18万円、単品(4I)3万円。いずれも消費税別。
 「エピック スター ユーティリティ」は、チタンよりも65%軽いトライアクシャル・カーボンをクラウンに採用し、約5グラムという軽さを実現。その余剰重量を最新のインナーウェイトに再配分することにより、高い打ち出し、低スピン化を実現し、飛距離性能を最大化した。また、ソールの接地面を極力少なくする2つのレール状のソールが様々なライや深いラフでもスムーズに抜けてくれる。番手4~7H。1本4万3000円。消費税別。