◆女子プロゴルフツアー 富士通レディース第1日(13日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C=6635ヤード、パー72)
6月の日本女子アマ選手権を制した安田祐香(兵庫・滝川二高2年)が6バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの1アンダー71で回り、アマ6選手中最高位の13位発進した。ツアー出場3戦目で初日の自己最高順位。序盤5ホールで4バーディーを量産も、後半出だしの10番でダボをたたき「出入りが激しく波があるゴルフだった」と満足はしなかった。
憧れは松山英樹(25)。13年のつるやオープン最終日、当時中1の安田は松山の組のスコアボード係を務めていた。「100%で打つプレースタイルが好きで、メンタルも強い」と、大学生ながらプロ転向2戦目でツアー最速Vを決めた怪物を間近で見て刺激を受けた。その時キャディーを通じてもらったボールは今でも大切にバッグにしまってある。「私も世界で活躍したい」と“松山魂”で第2日も上位を狙う。