のべ496人のボランティアが支えるゴルフ日本シリーズ 意外に人気の練習場係! 誰につくかで盛り上がる朝の大抽選会 (12月7日更新)


キャリングボードを持てなくなったら引退?

 天気予報に反して暖かく晴れわたったゴルフ日本シリーズJTカップ最終日、ボランティア朝礼の後にあちらこちらで年末の挨拶が行われていた。

 

加藤浩子さん

スタート前の加藤浩子さん

 スポーツ観戦はなんでも大好き加藤浩子さんは、ゴルフツアーボランティア歴17年の大ベテランだ。男子ツアーのみならず、女子、シニア、チャレンジと年間約30もの試合のツアーボランティアに参加している。

「ボランティアに参加したきっかけは、伊沢利光プロのスイングに憧れてギャラリーとしてプロトーナメントを観戦したとき、ボランティアに参加すればもっと間近にプロのプレーが見れるのではと思ったからです」。しかし、何度となく参加するうちに、「ゴルフを愛する仲間に出会える楽しみや喜びを感じれることが生き甲斐になり、どんどん参加試合が増えていきました」と話す。

今大会は、2日目から最終日までの参加。2日目ドライビングディスタンス、3日目移動ギャラリー整理、そして最終日は希望のキャリングボードだ。「体力が続くかぎりボランティアは続けようと思いますが、キャリングボードが持てなくなったら引退します」と笑った。