悪天候中止で時松隆光が優勝 最終日男女そろって中止は初…女子は上田桃子が優勝


悪天候のため最終日が中止となり、優勝杯と共に窓際でポーズをとる時松隆光(カメラ・今西 淳)

悪天候のため最終日が中止となり、優勝杯と共に窓際でポーズをとる時松隆光(カメラ・今西 淳)

 ◆男子プロゴルフツアー ブリヂストンオープン 最終日(22日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=7119ヤード、パー71)

 悪天候により最終ラウンドが中止となり、第2日までの36ホールで競技が成立。時松隆光(24)=筑紫ケ丘GC=が通算9アンダーでツアー通算2勝目を飾った。韓国の李尚熹が通算7アンダーで2打差2位。賞金は半分に減額された。

 女子ツアーのNOBUTAグループ マスターズGCレディースも土砂降りの雨で最終日が中止になった。第3日までの54ホールで競技が成立し、通算11アンダーで上田桃子(31)=かんぽ生命=が今季2勝目を飾った。

 1999年の日本ゴルフツアー機構(JGTO)の発足以降、男女両ツアーの最終日の競技が同日にそろって同日に中止になったのは初めて。

 優勝した時松は「朝起きてシャワーを浴びて、準備をしようと思ったらJGTOの人に(最終日中止の)連絡をもらった。残念ですけど、優勝は優勝なのでうれしいです」と話した。ゴルフ界では『1勝目は運、2勝目は実力』という格言がある。時松はそれを引き合いに出し「僕は1勝目も運、2勝目も運だった。次は72ホールを戦って、もう1回優勝争いをしたい」と話していた。

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