シニアプロゴルフツアー「富士フイルム シニアチャンピオンシップ」は2日から3日間、千葉・木更津市のザ・カントリークラブ・ジャパンで行われる。1日は賞金ランク2位の米山剛(52)=ヨネックス=と昨年大会覇者の田村尚之(53)=ダイクレ=がコースで会見。賞金ランク首位のプラヤド・マークセン(51)=タイ=を約2038万円差で追う米山は「精いっぱいチャレンジしたい」と残り3戦での逆転を誓った。
米山は神奈川・南足柄市の富士フイルム工場に勤務していた両親が社内結婚して誕生。「父と母がお世話になった会社が主催する大会なので思い入れが強い」。工場の近くでゴルフ練習場も経営し「社員の方もよく来てくれます」という。今季は初優勝を含む2勝と躍進。優勝賞金1400万円、全長7160ヤードとシニア史上最長コースで逆転賞金王に挑む。