宋永漢、17・3メートルの強風の中69で回り単独首位に浮上


 ◆男子プロゴルフツアー 平和PGM選手権第3日(4日、沖縄・PGMゴルフリゾート沖縄=7005ヤード、パー71)

 瞬間最大で17・3メートルもの強風が吹き荒れる中で第3ラウンドが行われ、韓国の宋永漢(ソン・ヨンハン)が69で回って通算7アンダーとし、単独首位に浮上した。4位から出た宋は難コンディションの中、ただ1人アンダーパーで回った。ツアー1勝ながら、甘いマスクで女性ファンから大人気の宋は「勝つには運もある。そういうことは考えない」と無欲を強調した。

 通算4アンダーで3打差2位はC・キム。4打差3位はC・ハンと朴相賢。が、66で回って通算8アンダーとし、単独首位に立った。日本人最上位は49歳の手嶋多一で、通算2アンダー5位。ホストプロでもある賞金ランク3位の池田勇太と賞金ランク1位の小平智が通算1アンダーで、6打差6位。

 賞金ランク2位の宮里優作は通算3オーバーで16位。8月に英国で救急搬送された後、初めて父の優さんが会場内で応援する中、粘りのプレーで23位から順位を上げた。優さんは「体調は大丈夫です。最後(18番で優作が)バーディーを取れなかったのは残念」と話していた。

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