◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 今季メジャー最終戦・日本シリーズJTカップ第1日(30日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)
賞金ランク2位から逆転賞金王を目指す宮里優作は4バーディー、3ボギーの69で回り、1アンダーの8位発進となった。出だしの1番で約4メートルを沈めてバーディー発進すると5、6番も連続バーディー。しかし、9番で3パットのボギーとし「流れが変わった」と13、14番でも落とした。
霧雨で視界が悪く、日も落ちかけて暗くなった最終18番パー3では「久しぶりのナイターゴルフ。ティーショットの時に全く見えない。距離感が分からないので打つのが怖かった」と第1打はグリーン手前ラフへ。第2打をピン奥2メートルにアプローチし「18番は本当に嫌。ゾッとしますよ」とおびえながらも、傾斜のきつい下りのパーパットを沈めた。
賞金ランク4位の池田勇太はイーブンパーの15位、同トップの小平智は4オーバーの26位、同3位のC・キムは12オーバーで最下位の30位。初の賞金王へ、優勝が絶対条件の宮里は「今日みたいに見えない方がいいかもしれない(笑い)また頑張ります!」と4年ぶりの大会制覇を見据えた。
◇賞金王になる条件 ▽小平、宮里=優勝すれば自力で決着 ▽C・キム=優勝&小平が3人以上の2位タイ以下の場合 ▽池田=優勝&小平が5位タイ以下の場合