男子プロゴルフで日本ツアー10勝&米ツアー3勝の丸山茂樹(48)=セガサミーホールディングス=が23日、東京・渋谷区の「SUBARU STAR SQUARE」で自身が代表を務める一般財団法人「丸山茂樹ジュニアファンデーション」のクリスマス・イベントを開催した。
小学1~6年までのゴルフ初心者30人が参加し、約2時間にわたって室内でスナッグゴルフを楽しんだ。内藤雄士コーチ(48)と丸山に師事する女子ツアー3勝の渡辺彩香(24)=大東建託=、男子ツアー3勝の片岡大育(29)も参加した。
質問コーナーでは、子供たちからプロに様々な質問が飛んだ。「どうしたらゴルフが上手くなるか」という声に、丸山は「練習をしながら自信を持つことが大事。これなら絶対に負けないというものを磨いて下さい」と答えた。
「遠くに飛ばすには」という質問には、日本女子屈指の飛ばし屋・渡辺が「思い切り可能性を広げることが大事。練習からガンガン振ってパワーをつけることが大切ですね」とアドバイス。丸山は「とにかくヘッドスピードを上げること。クラブの3倍くらいの重さのバットとかを振るようにすれば、絶対に飛ぶようになりますよ」と助言を授けた。
今回のイベントに初参加した片岡は「楽しかったです。子供たちが元気で、かわいらしい笑顔で」とうなずいた。渡辺は「楽しいです。ジュニアのイベントは毎年、これくらいなので、これからも積極的にやりたいですね」と女児と笑顔で写真撮影に応じた。
イベント後、大勢の報道陣に囲まれた丸山は「3年連続ですごくいい場所を提供して頂いて、非常にありがたいです。この企画はゴルフに携わりたいという子供たち向けのイベント。今後またゴルフを楽しんでくれたらいいですね」と目尻を下げた。「キャラ設定の決まっている子が何人かいて面白かったですね。自分の小さい頃はこうだったな、というのを思い出しました。子供たちとこういう形で接触できるのは非常に楽しいですよね」とこの日の感想を口にした。