宮里優作、パー3コンテストで「藍ちゃんに打ってもらう」4月5日初出場マスターズ


ヤナセ・井出社長(左)からベンツを贈呈された宮里優作

ヤナセ・井出社長(左)からベンツを贈呈された宮里優作

 4月の海外メジャー・マスターズ(5~8日、オーガスタナショナルGC)に初出場する宮里優作(37)=フリー=が8日、応援に来る予定の妹・藍さん(32)に恒例イベントのパー3コンテストでプレーしてもらう考えを明かした。この日は都内で、スポンサー契約を結ぶヤナセから昨季の国内ツアー賞金王祝いとして878万円相当のメルセデス・ベンツのSUVが贈呈された。

 優作は「(藍さんをコンテストに)無理やり出します。(自分の)子供たちと手をつないで回る感じで。最初おやじ(父・優さん)に打ってもらい、藍ちゃんにも打ってもらいたい」と計画。昨秋に引退したとはいえ、女子の元世界ランク1位のプレーは話題を集めそうだ。マスターズを一度観戦に訪れたことがある藍さんからは「世界最高峰の雰囲気ですごく感動した。体調に気をつけて頑張って」とエールを送られた。「天気が心配」と早くもきょうだい共演を待ちきれない様子だった。(岩原 正幸)

 ◆パー3コンテスト 1960年から本戦前日の水曜日に、練習場脇のショートコース9ホール(パー27)を利用して開催される。選手が子供にバッグを担がせたり、トリックショットを披露して盛り上がるイベント。75、81年に青木功、88年に中嶋常幸が優勝しているが、V選手はその年の本戦で勝てないというジンクスがある。09年には石川遼が妹・葉子さん、弟・航くんをキャディーに起用して初出場。昨年は悪天候で初の中止。

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