◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第3日(21日、大阪・茨木CC西C=7343ヤード、パー71)
48位で出た16年賞金王の池田勇太(32)=フリー=が6バーディー、ボギーなしの65をマーク。ホールアウト時点で、首位と4打差の通算7アンダーの9位へジャンプアップした。ホールアウト後、大勢の報道陣に囲まれると「まぁまぁですね。首の痛みも取れてきて、日に日に調子が良くなっているので、もっと(バーディーを)取れたとも思うし」とうなずいた。
今週から投入したヤマハ製の新ドライバーが好調で、2番と18番のパー5でバーディー。「ヤマハは今週、初めて入れました。マスターズの前にエースドライバー(のフェース)が割れてしまって。新しいものを探していてメーカーさんにお願いして。初日から使い出して、顔もすごくいいし、いい感じで打てている」と感謝した。
プロ意識の高いツアー通算19勝は「ザ・ギャラリーホール」と名付けられ、DJの実況や安くドリンクが飲める“名物ホール”でファンを魅了した。230ヤードの17番パー3は、ピン左8メートルからバーディーパットを沈め、大歓声を浴びた。「なんか去年(千葉)よりも盛り上がっているね。大阪だからかノリもいいのかもしれないし。ピタっとつけたかったけど、入れられたから帳消しかな」と笑った。
次週は、欧州ツアーのボルボ中国オープン(26~29日・北京)に参戦予定。「どういうコースかわからないけど、楽しみにしています。今週、ゴルフの内容がよくなってきたので」と、日焼けした顔を引き締めていた。