１６番、ティーショットの行方を見つめる新垣比菜
女子プロゴルフツアーの今季メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」は３日から４日間、茨城ＧＣ西Ｃ（６７１５ヤード、パー７２）で行われる。
昨年限りで現役を引退した元世界ランク１位の宮里藍さん（３２）は２日、プロアマ戦にゲストとして出場。プレー終了後、先週のサイバーエージェントレディスで初優勝を飾った新垣（あらかき）比菜（１９）と対面し、お祝いの言葉を贈った。「ガッキー」の愛称を持つ女優の新垣結衣（２９）にちなんで女子ゴルフ界の「カッキー」と呼ばれる新垣は、尊敬する沖縄の大先輩の藍さんの祝福を受け、満面の笑みを見せた。
この日、クラブハウス前の階段で２ショットの記念撮影に応じた藍さんは、自身（１５５センチ）より１０センチ背が高い１６５センチの長身の新垣と並ぶと「私は１段上でいいですか？」と笑顔で話し、場を和ませた。引退してもカリスマ性は健在の藍さんに新垣は感激。「前日（１日）のパーティーでは遠くから藍さんを見ているだけでしたが、きょうは『おめでとう』とハグしてくれました」と顔を赤らめて話した。
１９歳で待望のツアー初優勝を遂げた新垣は藍さんの後継者候補として注目度が急上昇中。今季初メジャーに向けて意欲を高める。「まずは予選通過。トップ１０に入れたらいい。優勝できたら理想です」と３段階の目標を掲げた。