◆女子プロゴルフツアー 報知新聞社後援ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(6日、茨城GC西C=6715ヤード、パー72)
14位から出た美人ルーキー三浦桃香(19)は前半を終了。1バーディー、2ボギーの37とスコアをひとつ落とし、通算5オーバーとして18位に後退した。
1、2番のパー4では、ドライバーショットをそれぞれ左ラフ、右ラフに曲げて連続ボギー。苦しいスタートとなったが、その後、徐々にショットが安定。5番パー5では残り約220ヤードから2オンに成功し、ギャラリーを沸かせた。7メートルのイーグルパットは70センチ届かなかったが、この日、初バーディーを奪った。
ブレイク中の19歳は、この日、薄い緑色を基調としたシャツと白いミニスカートでプレー。169センチの長身を生かした豪快なドライバーショットを誇り、存在感は抜群。「トップ10入りを目指したい」。意欲を見せて後半に向かった三浦を大ギャラリーが追いかけた。
最終組では昨季日本ツアー賞金女王の鈴木愛、昨季韓国女子ツアー賞金女王のイ・ジョンウン、2009年米ツアーで賞金女王に輝いた韓国の申ジエが直接対決。首位から出たイ・ジョンウンが5番パー5で残り75ヤードの第3打を58度のウエッジでバックスピンをかけ、直接カップにねじ込むド派手はイーグル。5番終了時点で通算7アンダーとして2位の申に4打差をつけ、独走態勢に入った。日本勢では比嘉真美子が6打差3位、鈴木が7打差4位。