小平智、北島康介氏の“金オーラ”刺激もらった「自信は大事」


ホールアウト後にハイタッチする北島康介氏(左)と小平智

ホールアウト後にハイタッチする北島康介氏(左)と小平智

  ◆ゴルフ レジェンド・チャリティープロアマ 最終日(6日、千葉・麻倉GC=6942ヤード、パー72)

 4月のRBCヘリテージで日本男子5人目の米ツアー優勝を果たした小平智(28)=Admiral=は、競泳平泳ぎ五輪2大会連続2冠の北島康介氏(35)と同組でラウンド。金メダリストから“金オーラ”を受け継ぎ、再渡米した。

 プライベートでも交流がある北島氏から学ぶことは多かった。18ホールを共にし、金メダリストの背中に見入った。

 「言葉よりも感じるものの方が大きい。ファンに対しての振る舞いとか。見られてゴルフをしていても、あたふたしないので格好いい。物おじしないんだなって。僕はいつもテンパっています(笑い)。自分も成績を残していけば自信がついていくと思う。自信は大事。誰にも負けない気持ちをもてるように頑張りたい」

 この日は2イーグル、2バーディー、3ボギーの69で回り、通算11アンダーでプロの部2位。18番パー5は、残り240ヤードの第2打を3アイアンでピン下5メートルへ運ぶと、上りのフックラインを沈めてイーグルで締めた。歓声に両手を上げて応え「ファンに良いところを見せられて、米国に行けるので良かった」。著名人の部で優勝した北島氏からは「かっこいい~」の声が飛んだ。

 ホールアウト後に成田空港へ直行。「1勝目がまぐれと言われないように、早く2勝目をあげられるように頑張りたい」。今後米国を主戦場とする小平は、プレーヤーズ選手権(10~13日、フロリダ州・TPCソーグラス)から4週連続で米ツアー出場を予定。「お肉を食べる時につけると美味しくなるスパイス」をスーツケースに入れた。

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