男子プロゴルフツアーのメジャー初戦、日本プロ選手権(報知新聞社後援)は10日から4日間、千葉・房総CC房総ゴルフ場(7324ヤード、パー72)で行われる。2年ぶり大会出場の石川遼(26)は指定練習日の9日、コースに姿を現したが、悪天候のためラウンドを回避した。
石川は「(8日の)プロアマは違うティーグラウンドからのプレーだっったので、試合でやるティーでは出来ていないけど、落下地点を打つ前に入念に確認して打てれば、そこまで影響はないと思う」と落ち着いて話した。今大会は過去6回出場し、11年の12位を除いて5度の予選落ちと相性が良くない。「一番悔しい思いをしていますね。フェアウェーが狭くて、ラフが深いセッティングにうまく対応したい」とリベンジを誓う。
先週から2度回ったコースの印象を「ティーショットが曲がった選手には“0・5打”の罰がくる(ぐらい厳しい)。そこを一打にせず、良いリカバリーをしたい」と警戒した。6年ぶりに国内を主戦場として初のメジャー大会を迎え「4日間トータルで考えたい。自分のスタイルで戦っていく中で実力が出る」とテーマを掲げた。