石川遼、首位と4打差「ショットもパットも不安はなくなってきた」


初日4アンダー4位の好発進を見せた石川遼は、充実した表情でキャディーと握手を交わした

初日4アンダー4位の好発進を見せた石川遼は、充実した表情でキャディーと握手を交わした

 ◆男子プロゴルフツアーメジャー第1戦 報知新聞社後援 日本プロ選手権第1日(10日、千葉・房総CC房総ゴルフ場=7324ヤード、パー72)

 2年ぶり大会出場の石川遼(26)=カシオ=は6バーディー、2ボギーの68で首位と4打差の4位と、過去6度中5度予選落ちの苦手大会で好スタートを切った。

 前半は16、17番でともに第1打を大きく右に曲げるなど、パープレーがやっとだった。後半1番でティーショットをフェアウェーに運び、第2打を50センチにつけるバーディーで勢いに乗ると、2番でも10メートルを沈めるバーディーで、後半に4つスコアを伸ばした。

 「ショットもパットも不安はなくなってきた感じ。(開幕2戦目から)やればやるほど不安が積もっていく感じだったけど、先週1週間から昨日にかけて良い練習ができて、良い方向に行っている」と手応えを明かした。開幕前の9日には「問題を起こさないではなく、いかに起きたときに解決できるか」と、第1打を曲げたとしてもリカバリーをキーポイントに挙げていた。後半からはティーショットが復調し「(国内開幕戦の)東建(ホームメイトカップ)の時やその前の地区オープンの時のドライバーショットの精度に近付いている」と、うなずいた。

最新のカテゴリー記事