女王・鈴木が大雨決戦を制し大会連覇&今季3勝目 美人ルーキー三浦は33位


1番、雨が降る中でティーショットを放つ鈴木愛

1番、雨が降る中でティーショットを放つ鈴木愛

 ◆女子プロゴルフツアー ほけんの窓口レディース最終日(13日、福岡CC和白CC=6292ヤード、パー72)

 首位から出た鈴木愛(24)が大雨の中、3バーディー、3ボギーのイーブンパーと踏ん張り、通算8アンダーで今季3勝目、通算8勝目を挙げた。初日から首位を守る完全優勝で大会連覇を成し遂げた。

 昨季賞金女王で今季も賞金ランクトップの鈴木は第2ラウンドまでボギーなしの盤石なゴルフを展開していたが、バンカーに水がたまるほどの大雨に見舞われた最終ラウンドは苦戦。それでも、今大会のコースを知り尽くした女王は最終18番で値千金のバーディーを奪い、菊地絵理香(29)、韓国のアン・ソンジュ(30)にきっちり1打競り勝った。今季、日本ツアー8戦で優勝3回、トップ37回と図抜けた強さを誇り、2年連続賞金女王へ快走を続けている。

 ブレイク中の美人ルーキー三浦桃香(19)は1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの74で33位。先週のワールドレディスサロンパスカップ最終日(6日)に左手親指付け根付近を痛めたが、順調に回復。「雨でもゴルフに影響はなかった。頑張りました」と笑顔で話した。来週の中京テレビ・ブリヂストンレディス(18~20日、愛知・中京GC石野C)は予定通り欠場する。「(フィジカル)トレーニングと休養に充てます。ゴルフの練習はしません」と説明。再来週のリゾートトラストレディス(25~27日、兵庫・関西GC)で上位進出を目指す。

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