石川遼「癒やしのショットがなかった」通算3オーバーで終える


5番ホールで、ラフから第2打を放つ石川遼

5番ホールで、ラフから第2打を放つ石川遼

  ◆男子プロゴルフツアーメジャー第1戦 報知新聞社後援 日本プロ選手権最終日(13日、千葉・房総CC房総ゴルフ場=7324ヤード、パー72)

 3オーバー33位から出た石川遼(26)=カシオ=は2バーディー、2ボギーの通算3オーバーで4日間を終えた。ホールアウト時点では34位。4番で3パットのボギー、6番パー5では第1打を右の林に打ち込み、4オン2パットのボギーで2つスコアを落としたが、7番でバーディーを奪うと、8番パー3でも第1打を1メートルにつけて連続バーディーで取り返した。後半はすべてパーだった。

 「どちらかというと、(4日間は)自分との戦いだった。傷を負ってばかりで癒やしのショットがなかった」と苦笑いしながらも「だいぶ体の開きは改善できた」と明るい兆しも口にした。「14本のクラブのうち1本でも不安があったら、前に進めない」とも語り、ドライバーショットの復調を最優先に取り組むことは変わらない。「今必要なことから逃げずに続けたい。来週以降で取り組んでいくことも明確になってきている」と、引き続きスイングの完成を目指していく。

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