川上優大、4位浮上で初予選突破


 ◆男子プロゴルフツアー ダンロップ・スリクソン 福島オープン第2日(22日、福島・グランディ那須白河GC)

 5位で出たプロ4年目の川上優大(ゆうた、25)=ゴルフブラザーズ=が5バーディー、4ボギーの71で回り、通算7アンダーの4位へ浮上した。ツアー通算9戦目で初の予選突破で、初優勝も射程に入れて決勝ラウンド(R)に臨む。第3Rは賞金ランク1位で、16年大会王者・時松隆光(24)=筑紫ケ丘GC=と同組対決する。16年賞金王・池田勇太(32)、ツアー3勝の小林正則(42)=ともにフリー=、山岡成稔(25)=こばやしようき=が9アンダーで首位に並んだ。

 主催者推薦で今季ツアー初出場の伏兵がV戦線に顔を出した。東京・立川市で家業のレッスンをしながら生計を立てる25歳。「18日から胃腸炎で練習ラウンドせずに臨んでます」。3年連続出場でコースは把握しており、11番から4連続バーディーなど71。第3Rは同学年で16年大会を制してブレイクした時松とプロで初めて同組で回る。「同級生なので負けたくない気持ちはある」とサクセスストーリーも追いかける。

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