畑岡奈紗、メジャー初制覇ならず…プレーオフで


 ◆米女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米女子プロ選手権最終日(1日、米イリノイ州ケンパーレークスGC=6741ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、23位から出た畑岡奈紗(19)=森ビル=は64の好スコアをマークして通算10アンダーの首位に並んだが、プレーオフで敗れ、1977年大会の樋口久子以来、日本女子2人目のメジャー制覇はならなかった。

 畑岡は30日の第3日に首位と9打差に開き「チャンスを生かせなかった」。2番でバーディーを先行させたが、3番で1メートルのパーパットがカップに蹴られ「痛かった」。風で硬くなったグリーンに対応しきれず、前半で2つ落とした。後半も14番で1メートル半のチャンスを外すなど巻き返せず。35度の暑さに「ぼーっとしていることもあった」と屈していた。

最新のカテゴリー記事