オトナの勝みなみ、20歳初戦で66!初の単独首位発進


1番でティーショットを放つ勝。6アンダーで首位に立った(カメラ・生澤 英里香)

1番でティーショットを放つ勝。6アンダーで首位に立った(カメラ・生澤 英里香)

 ◆女子プロゴルフツアー ニッポンハムレディス第1日(6日、北海道・アンビックス函館C上磯GC=6378ヤード、パー72)

 ルーキーの勝みなみ(20)=明治安田生命=が7バーディー、1ボギーの66で回り、初の単独首位スタートを切った。1日に20歳の誕生日を迎え“大人”になった勝が、15歳のアマ時代に制した2014年バンテリンレディス以来のツアー2勝目、そしてプロ初優勝を狙う。永井花奈(21)=デンソー=が1打差2位。勝と同じく新人の新垣比菜(19)=ダイキン工業=が2打差の3位に続く。

 上がり3ホールで3メートル前後のパットを立て続けにねじ込み、バーディー3連発。66をマークした勝が20歳の初試合ラウンドで初の単独首位スタートを切った。「ショットも良かったけど、パットがとても良かった」と、満面の笑みを見せた。

 14年4月。鹿児島高に入学したばかりだったアマチュアの勝は、並みいるプロを押しのけてバンテリンレディスを制した。当時、15歳だった少女は昨年、プロテストに合格し、今季からツアーに本格参戦。1日には20歳の誕生日を迎えた。いまや、実力と人気を兼ね備えた大人のプロゴルファーとなった。

 今季既に3202万7200円の賞金を獲得し、ランク9位。バーディー数(189)は1位。ボギー以下だったホールの直後にバーディー以上のスコアとなる確率も24・09%で1位。攻撃的なゴルフで抜群の存在感を発揮している。

 プロらしく、「お金」への執着も隠さない。貯金箱にお金がたまる音を表す「チャリン、チャリン」という言葉がお気に入り。今季の目標とする賞金は「5000万円」。今大会に優勝すれば、その5000万円を突破する。「クリアしたら7000万円、8500万円と刻んで目標を上げたい。目標1億円と言いたいですね」

 20歳の誓いを問われると「お酒に気をつけること」と、冗談交じりに話す。「20歳の誕生日は昼からスパーク(リング)ワインを飲みました。酔わないです。うちの家系はみんなお酒が強いので私もお酒が強いと思います」とニコリ。この日のような“強い”ゴルフを続ければ、4年ぶりのツアー2勝目&念願のプロ初優勝が大きく近づく。それは自らに贈る最高のバースデープレゼントとなる。(竹内 達朗)

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