黄アルム、歴代2位の9年115日ぶり優勝


通算14アンダーで9年ぶりの通算2勝目を挙げ、優勝トロフィーを手に笑顔の黄アルム

通算14アンダーで9年ぶりの通算2勝目を挙げ、優勝トロフィーを手に笑顔の黄アルム

 ◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス最終日(29日、山梨・鳴沢GC=6685ヤード、パー72)

 アマチュアの安田祐香(17)=兵庫・滝川二高3年=が71で回り、通算11アンダー。首位と3打差の3位で史上7人目のアマ優勝には届かなかったが、ツアー7戦目で自己最高順位を更新した。賞金はもらえないものの今季4戦の仮想賞金は1374万円で、シード圏内(50位以内)の賞金ランク46位に相当する。14アンダーでプレーオフ(PO)を制した黄アルム(30)=フリー=が9年ぶりの優勝。

 イ・ミニョンとの韓国対決をPO1ホール目で制し、09年ヤマハレディス以来、9年115日ぶりの優勝。初優勝から2勝目までのブランクが長かった選手では、中嶋千尋の9年297日に次ぐ歴代2位の記録だ。2年前にメンタルコーチに師事し「自分のやるべきことができた」。14年1月には自動車運転中に死亡事故を起こしていたこともあり「(つらかったことは)いろいろあります」と言葉を選んだ。

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