畑岡「予選は通りたかった」 全英リコー女子


 米女子プロゴルフツアー メジャー第4戦 全英リコー女子オープン第2日(3日、英国ロイヤルリザム・アンド・セントアンズGC)

 初めて挑んだ畑岡奈紗の全英は2日間で終わった。5オーバーで予選落ち。追い上げを期した第2日は4バーディー、2ボギー、2ダブルボギーで74。メジャー制覇も期待される立場だが「いい状態で回らないとトップ10は難しいと最初から思っていたが、予選は通りたかった」と肩を落とした。

 序盤は2バーディーと快調だったが、7番(パー5)でつまずいた。5番アイアンで放った2打目が「追い風で思ったより飛んでしまった」とバンカーへ。そこから1度で抜け出せずダブルボギーとなり「出だしでバーディーが先行していい流れで回れたが、7番のダブルボギーが痛かった。あれで流れが変わった」と悔やんだ。

 18番(パー4)は第1、2打と乱れ、第3打はバンカーに。この時点で予選通過は絶望的となり、最後はダブルボギーをたたいた。

 6月に日本人最年少で米ツアー勝利を飾り、続く全米女子プロ選手権で2位に。7月は米国での1戦を欠場して渡英した。「体を休めることが大事かと思ったが、調子が良かったので出続けた方が良かったかな」「ショットやアプローチの種類を増やし、いろんなボールを打てるようになって戻ってきたい」。19歳の試行錯誤は続く。

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