比嘉真美子、メジャー自己最高の4位「またバージョンアップして戻ってきたい」


 ◆米女子プロゴルフツアーメジャー第4戦全英リコー女子オープン 最終日(5日、英国ロイヤルリザム・アンド・セントアンズGC、6585ヤード=パー72)

 首位と3打差の4位で出た比嘉真美子(24)=TOYO TIRES=は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算9アンダーの4位で終えた。1977年全米女子プロの樋口久子(現日本女子プロ協会顧問)以来、日本人2人目の海外レギュラーメジャー制覇こそならなかったが、メジャー自己最高成績で、15位以内に与えられる来年大会の出場権も獲得した。

 1、2番のバーディーパットはいずれもボール1つ分外れ、流れを逃すと、3番パー4で第2打をグリーン左に外し、ボギーが先行。6番で2オン2パットのバーディーも、7番は第2打を深いバンカーに入れ、第3打で脱出に失敗してボギー。11番は3打目を2メートルに寄せてバーディー。13番は2メートルを沈めて伸ばし、右手を揺らした。ところが、14番は左の深いラフにつかまり、痛恨のダブルボギーを喫した。

 「今日は、良いプレーと悪いプレーがすごくはっきり出てしまって、出入りの激しいプレーでした。18ホール全力でプレーは出来た。もう少し伸ばしたかったが、今日は今日なりにできたと思う」と総括した。

 それでも、13年大会の7位を上回るメジャー自己最高位で、来年の出場権も手にした。「来年もまたオープンにでれるのはすごくうれしいですし、またバージョンアップして戻ってきたいと思います」と意気込んだ。6月に大相撲の幕内・勢(31)=伊勢ノ海=と婚約を発表。19年はミセスプロとなって、英国でのメジャー取りに挑む。

 1打差2位でスタートしたジョージア・ホール(22)=英国=が逆転でツアー初優勝を、地元でのメジャー舞台で飾った。初出場の岡山絵理(22)=ニトリ=は4バーディー、2ボギーの70で回り、4オーバーの52位で終えた。

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