松山が第3Rで73と崩れ63位に後退…ウッズが猛チャージで4打差6位


 ◆米男子プロゴルフツアー 第100回全米プロ選手権第3日(11日・米ミズーリ州ベルリーブCC、7316ヤード=パー70)

 第3ラウンド(R)が終了した。3アンダーの25位で予選を通過した松山英樹(26)=LEXUS=は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの73と崩れ、通算イーブンパーで63位に後退した。

 第2Rの残り8ホールと、第3Rの計26ホールのプレーを終えた松山は「うまくいかないなという感じでした。(スイングの調子は)日替わりなので言ってもきりがない」と淡々と振り返った。第3Rのフェアウェーキープ率は35・71%と低下。「フェアウェーに行かなかったことが、その後のプレーを苦しくした」と分析した。

 25位から出た池田勇太(32)=フリー=は、バーディーなしの1ボギー、71で2アンダー、45位に後退した。第2Rの9ホールでもバーディーがなく「27ホールで1つもバーディーを取れないなんてアマチュア」とあきれた表情だった。

 1アンダー49位から出て、4バーディー、3ボギー、69で2アンダー45位に浮上した小平智(28)=Admiral=は「パットが良くなかったので、ボールの近くに立つようにした。後半からしっくりきたので良かった」と、手応えをつかんだ様子だった。

 全米オープン2連覇中で、66をマークしたブルックス・ケプカ(米国)が12アンダーで首位に立った。65で10アンダーとしたアダム・スコット(豪州)が2位で追う。4アンダー19位から出た、大会4勝のタイガー・ウッズ(米国)は5バーディー、1ボギー、66の“タイガーチャージ”で8アンダー、4打差の6位に浮上した。

最新のカテゴリー記事