松山、11位でプレーオフシリーズに進出


 ◆米男子プロゴルフツアー ウィンダム選手権最終日(19日、米ノースカロライナ州セッジフィールドCC)

 日没順延となった第3ラウンド(R)の残りと最終Rを行い、24位の松山英樹(26)=LEXUS=は最終Rで6バーディー、1ボギーの65と伸ばし、通算14アンダーで11位だった。今季1勝で積算ポイントランク76位の小平智(28)=Admiral=は初めて、同77位の松山は5年連続で、次週からのプレーオフシリーズに進出した。初日に59をマークしたブラント・スネデカー(米国)が65と伸ばし、21アンダーでツアー通算9勝目を挙げた。

 レギュラーシーズン最終戦を今季初の大会4日間通じての60台で締めた。松山は世界屈指の精度を誇るショットを武器に3日目に続き、最終日も安定したプレーで65。「2日連続で5アンダー以上が出せて良かった」と納得の表情だった。前半3バーディーを奪うと、13番(パー4)で第2打を1メートルにつけ、ここから3連続バーディーと再加速。フェアウェーとグリーンを外したのは、それぞれ3回だけで「4日間で一番悪かったが(許容)範囲内に収まっている。そこはすごい収穫」と今季不調だったショットに自信も取り戻した。23日からのPOシリーズは4年連続で最終戦に進出中。今年は、今後3戦で大幅なポイントの上積みが不可欠な立場となるが「これが続けられれば上位にいける」と巻き返しを期した。

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