3か月ぶりツアー復帰の片山晋呉は4オーバー、76で出遅れ


ホールアウトしクラブハウスに向かう片山晋呉

ホールアウトしクラブハウスに向かう片山晋呉

 ◆男子プロゴルフツアーRIZAP・KBCオーガスタ 第1日(23日、福岡・芥屋GC、7151ヤード=パー72)

 5月のプロアマ戦で招待客に不適切な対応をした、としてツアー出場を自粛していた通算31勝の片山晋呉(45)=イーグルポイントGC=が、約3か月ぶりに復帰した。

 手嶋多一(49)、今平周吾(25)と同組で午前8時5分にスタート。今大会は、全選手がティーオフ前にリクエスト曲がBGMとして流れるが、片山は「博多山笠」を選択した。「(博多祇園)山笠を2回くらい見に行っているのでね。福岡だからいいかなと思って」と選曲理由を説明した。

 前日のプロアマ戦は優勝を飾ったが、この日は出だしでつまづいた。10番でいきなり左林に曲げると、第2打は右ラフへ出すだけ。アイアンでの第3打はグリーン奥へ。20メートルから3パットし、まさかのダブルボギー発進となった。「特に変わらず臨みました。出だしはね。緊張はさすがにもう、しないとは思うんですけどね」と苦笑い。

 2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの4オーバー、76で出遅れ。3パットボギーが2つなど硬くスピードの速い高麗グリーンに苦戦した。「グリーンは大変でしたね。硬さも速さもなかなか。暑さは皆暑いから大丈夫」。

 それでも、猛暑の中で大粒の汗を流しながら、同組の手嶋と談笑しながら回るなど明るい表情を見せていた。ホールアウト後は大勢のファンにペンを右手にサイン。「頑張って下さい」などと声を掛けられていた。

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