米女子ツアー1次QT 山口が2位、長野が8位発進


山口すず夏

山口すず夏

 来季の米女子ツアーの出場権を懸けた1次予選会(QT)の第1ラウンドが23日、米カリフォルニア州ランチョ・ミラージュ(パー72)で300人以上が参加して行われた。8人が出場する日本勢の中では、ともにアマチュアの山口すず夏(東京・共立女二高3年)が5アンダー67で2位、長野未祈(みのり、千葉・麗沢高3年)が4アンダー68で8位と好発進した。4日間で争われる。

 山口は中学3年だった2015年、全米女子オープン(予選落ち)に最年少メジャー出場(14歳341日)を果たした。長野は16年の日本女子オープンで3日目に首位に立つなど優勝争いを演じた(10位)。

 ◆米ツアーの予選会 1次で60位タイまでに入れば、2次(10月15~18日、米フロリダ州)に進出。2次突破の約15~25人と今季米ツアーのシード圏外選手などが加わり、「Qシリーズ」と呼ばれる8ラウンドの最終予選会(同24~27日&31日~11月3日、米ノースカロライナ州)で、来季米ツアーと下部ツアーの出場権を争う。受験資格は2019年1月1日時点の18歳以上。宮里藍は05年に2位に12打差をつけトップ通過を果たした。

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