恩師・横峯良郎氏が語る初V・出水田の素顔「近所の川で泳いだり、木登りしたり遊んでいた」


横峯良郎氏

横峯良郎氏

 ◆男子プロゴルフツアー RIZAP・KBCオーガスタ 最終日(26日、福岡・芥屋GC)

 首位タイで出たプロ8年目の出水田大二郎(25)=TOSS=が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算14アンダーで初優勝を飾った。2年シードとともに今季目標だった最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップ(11月29日開幕・東京よみうりCC)初出場権も獲得。

 ◆出水田 大二郎(いずみだ・だいじろう)1993年2月5日、鹿児島・鹿屋市生まれ。25歳。9歳から横峯良郎氏主宰の「めだかクラブ」でゴルフを始める。鹿児島・樟南高では九州ジュニア(15~17歳の部)を3連覇。卒業後にプロ転向し、12年に下部ツアー1勝。昨年、賞金ランク66位で初の賞金シードを獲得。183センチ、88キロ。AB型。家族は両親と兄、姉。アイドルグループHKT48の田中美久のファン。

 ★師匠が明かす出水田の素顔

 横峯良郎氏「出水田は平日は学校が終わるとすぐに来て夜まで練習していたし、土日は朝から晩まで一日中、10時間くらい過ごしていたよ。ただ一日中といっても、近所の川で泳いだり、木登りしたり遊んでいたから。身体能力はウチのさくら(三女)なんかよりずっと高い。足は速いし、体は大きいし、勉強も得意だった。西郷どんみたいな凜々(りり)しい顔だから女の子にもモテたな。鹿屋のスポーツエリートが小さい頃に野性味を身につけたんだから、いつかは大仕事をやってくれると思っていた。実家は鹿屋で有名な出水田鮮魚店。子供の頃から、小魚をバリバリ食べて丈夫な体のもとになったと思う。親に感謝しないといけないよ」

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