【バンコク(タイ)27日=岩原正幸】ゴルフの新規大会で日本とタイの親善試合「アマタフレンドシップカップ」の発表会見が27日、当地で行われた。12月21日から3日間、両国の男女トップ選手(各12人、うちアマ2)が、アマタスプリングスCC(タイ)に集い、男女ペアなど変則のマッチプレーで激突する。賞金総額は120万ドル(約1億3320万円)。
日本の主将は男子ツアー通算32勝の尾崎直道(62)と、女子ツアーで2008年賞金女王の古閑美保さん(36)が務める。古閑さんは世界ランクでチーム最上位(15位)の畑岡を「若いけど一番経験は豊富。タフなコースで軸になる存在」と日本のエースに指名。夫の小平についても「私が選手ならペアを志願したいけど、女子でプレースタイルが合う選手を直道さんと相談して決めたい」と期待した。尾崎直からは「ケンカするなよ」と突っ込まれる場面もあった。
大会関係者によると、女子のジュタヌガーン姉妹らを擁するタイは「国の威信をかけて戦う」と意気込んでいる。日本も国内賞金ランク首位の時松、欧州を主戦場とする谷原、日本女子アマと日本ジュニア2冠のアマ・吉田らガチンコメンバーで挑む。