欧州男子ツアーで、谷原秀人が2日目に2打差の単独首位へ浮上!


 ◆欧州男子ゴルフツアー オメガ欧州マスターズ第2日(7日、スイス・クランシュルシエルGC、6848ヤード=パー70)

 1打差2位で出た日本ツアー通算14勝の谷原秀人(39)=国際スポーツ振興協会=が4バーディー、ボギーなしの66で回り、通算9アンダーの単独首位に浮上した。標高の高い林間コースでショット、パットともにさえて青木功、松山英樹に続く日本男子3人目となる欧州ツアー初優勝も視界に入ってきた。昨年大会覇者のマシュー・フィッツパトリック(24)=英国=ら3人が2位で続く。

 ラウンド後、現地のメディアなどの取材を受け「納得のいくラウンドだと思います。すごい落ち着いてグリーンが読めているので、良いパットが決まってくれているのが楽ですね」などと笑顔で答えた。17番で、4メートルの下りのスライスラインを沈めてバーディーを奪うなど、日本屈指のパット巧者はらしさを見せつけた。

 単独首位での決勝ラウンド。欧州ツアー本格参戦2年目で初優勝への大きなチャンスだが「スコアは全然気にしてない。あと2日も同じようなゴルフができれば」と淡々と先を見据えていた。

 昨季の日本ツアー賞金王・宮里優作(38)=フリー=は151位でスタートし、72とスコアを落として、10オーバーの143位で予選落ち。

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